女囚スパイラル 10 今日からこいつも女囚ってことで
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前回はこちらへ 余韻で痺れたようになっていて、けだるく、しばらくレインコートをはだけて部屋の中でうろうろしています。 そしてようやく下着をつけていきます。 汗や淫汁のついたレインコートはそのまま押し入れに仕舞います。臭い方がいいからです。「これですよ」 伸也は、おやじに封筒を渡しました。「ふーん」「こいつのお婆ちゃんがすげー変態だったんですよ。それを何十年も前に、変態専門の雑誌に告白を投稿していて大人気になって、何年も雑誌を通して知り合った変態たちの間をたらい回しになっていたって……」「どれどれ」 私は伸也に押されるように、カーペットの上に座らされ、古いからかカバー代わりの布やクッションが置かれたソファーにおやじと伸也が座って、封筒から手紙を出して読んでいるのです。「なるほどな。『私は恥ずかしい快楽の虜となって、その罪を一生背負い、女囚として生きて行くのでございます』か。なかなかいいじゃないか」「でしょ？」「こんなかわいい顔をしてねえ」 私は祖母とは違うのに、伸也たちは、重ね合わせて見ているのです。「だから、今日からこいつも女囚ってことで」「いいねえ。こんなピチピチの体を好きなようにできるって、夢だよ」「罪人ですからね。最後は死刑でしょ」「いきなり殺すなよ。もったいない」 ガハハハと彼らが笑います。 私が女囚……。 伸也の言葉が頭の中を駆け巡るのです。「変態専門の雑誌に告白を投稿して……変態たちの間をたらい回しになって……」 祖母はどんな末路を辿ったのでしょう。「で、これを書いた富士子さんて、どうなったの？」「これから調べるんですよ。どうなったのか」「親戚とか、知ってるんだろう？」「それがねえ。こいつの父親はなにも知りませんでした。おれの姉貴と再婚している、おれから見れば義理の兄を騙したのが、こいつの母親です。ある程度は情報もあります」「へえ」「こいつを生んだときのこともわかりましたよ」「ほう」「須真子って言うんですが、義兄にも手に負えない女で、結婚してからも性欲が強すぎて持て余していたらしいんです。義兄はマジメな男ですからね。役所に勤めて忙しいのに、毎晩相手はしていられませんよ。すると、須真子は勝手に遊びに出かけて浮気をしていたらしい」「そりゃ、すげえな」「つまり、こいつ、義兄の子じゃない」「マジかよ」 ソファーに2人が座ると、どちらも太っているからでしょうが、ソファーが沈み込んでしまいます。 母がそんな人だったなんて。「つまり、富士子、須真子と淫乱で変態な血ってわけだな」「その娘ですから、こいつも、いよいよ本性を現わしたわけですよ。マジメな義兄がコツコツと働いて貯めたお金を大学に何百万円も使うなんて、バカみたいじゃないないですか。どうせ変態なんですよ」「ああ、そうだな。その通り」 いつしか2人はビールを飲んでいます。 テレビには、延々と私のオナニーが映し出されています。大学が決まり、休みになってからはじめたことですが、毎日、昼間でも夜でも好きなときにやっていたのです。十数回ぐらいと思っていましたが、その倍ぐらいはしていたのでしょう。「これ、異常だと思いませんか？」「ああ。異常だ」 勝手に決めつけられました。 そして、土蔵に閉じ込められたときも、段ボールをびしょ濡れにしていたことを伸也はオヤジにおもしろおかしく話すのです。「処女だったんだろ、おまえがやったとき」「ええ」「それでそこまで濡れるって、すげえな。すげえよ」「でしょう？」 逃げないと。 私は伸也がビールを飲んで気分がよくなって、縄を放しているので、ゆっくりと低い姿勢で遠ざかりました。 手足のしびれもだいぶ、よくなってきていました。 首の縄さえ外せれば自由です。 玄関に行けばレインコートを着ることもできます。家に帰って父になにが本当なのか問い質してみようと思います。篤江や伸也の考えたデタラメなのではないでしょうか。 私の母がそんな悪い人ではないはず。「おっと」 ふいに足首を伸也に踏みつけられました。 靴下だから、すべりやすく、さっと立ち上がると逃れることができましたが、残念ながら首の縄はいまはしっかり握り直されていました。 でも、自分で緩めることができるのではないか。 指を縄と首の間に差し込んだとき、「ふざけるな」と伸也が立ち上がり、思いきり縄を引かれました。「あっ」 バランスを崩し、そのまま座っている大家の上に倒れました。ビールの入ったコップが飛びましたが、オヤジは「へへへへ」と笑っていました。「こいつはいいや」 ビールで濡れた指で乳房を撫でてきたのです。「いやっ」 転がるようにして逃れようとしたのですが、伸也は私の手をつかんでひねり上げました。「痛っ！」 激痛が肘から肩にかけて走りました。吊られていたときのダメージが残っていたのです。 続けて膝で足を絡めとるようにして、完全に動けなくなっていました。「ちょっとかわいがってあげませんか？」「いいねえ。待ってました」 オヤジは立ち上がり、ジャージを脱ぎはじめました。★『先輩はマゾビッチ』★DMM.R18版はこちらへDLSite版はこちらへアマゾンKindle版はこちらへアイドルのようにかわいい佐波幸菜をマゾビッチにしていく「ぼく」。サークルの仲間たちとザーメン漬けにして妹の美少女菜々子を呼び出して、調教はいよいよ本格化。さらにミスサークルに出場させることになり……。 ★『自虐姉』★ DMM.R18版はこちらへDLSite版はこちらへアマゾンKindle版はこちらへ姉のミサは自虐癖が強く、恥ずかしいことや痛いことが大好き。心配しながらもそんなミサを欲望のままに使い倒す弟。念願の２人暮らしはやり放題の危ない日々に。やがてアパートの住人たちを巻き込んでいきます。 今日のSMシーン結婚詐欺師に嵌められた愛人牝奴隷 福山美佳 |
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